2012年1月13日金曜日

№407 三峠自治会で「歳徳神祭」(とくとくじんさい)を開催


1月9日、三峠自治会の「歳徳神祭」が、当番宿の朝
日照男宅で社中8人が伝統行事にのっとって厳かに
祭事を行ないました。
この儀式は古くは弘化2年(1841年)に始まり、今日
まで172年続いた伝統行事です。

1月9日、社中仲間の家々から主人または家の代表
が当番宿に集まり、まず落ち着きのお茶等をいただ
き、行事の進め方、役割、神迎え(神社に安置の祭
神・・小宮)、神事後の直らいの件など相談して準備
を始めます。


神社で保管の祭神の“い出まし”を受けて迎い入れ

床の間に据え、榊、神饌物など供え物をした後、出

席者及び当番家の家族そろって席につき、当番宿

の主人が神職代行になり口上を述べ儀式を進めま

した。


1年間の厄払い、家運長久、無病息災、豊作、平安

であることを祈願。
神事終了後は、用意した酒や折詰め、当番宿から

提供の料理などで賑やかな宴会を開くのが伝統的

習慣です。


当番宿は、前年の当番宿で抽選により決められます。

当番宿に当選した家は、その年間生活を平穏に過

ごすよう特に家族が気配り努力し、無事に神迎えが

出来るよう励むことにしています。

なお、この儀式は世間で広く行われている「とんど

焼」行事とは別の日時で行なう神事として長年続い

ています。

(三峠自治会:朝日照男さんより)






















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