2013年12月16日月曜日

No.944 健康講演会を開催しました


1215日(日)に阿用地区振興協議会(会長:永瀬康典)では「認知症の早期発見と予防」と題して健康講演を開催しました。
 企画運営は福祉部(福祉委員長:渡部尭)が主催、寿会(会長:荒木貞治)と保健部(部長:三原義之)は共催という形で実施しました。
 講師は奥出雲コスモ病院の竹内泉先生で「認知症」はどういう病気か物忘れの特徴、患者に対する家族の対応、認知症の予防と治療等々について具体的に解り易く話をしていただきました。
 当日は寒い天気でしたが80名の参加者が熱心に講師の話を拝聴、また、終了後に質問が続出、竹内先生は丁寧に質問に答えて下さいました。

 認知症に関する知識や患者に接する場合の心構えやテクニック等を習得でき有意義な研修会となりました。

認知症は記憶の障害だけでないので、どんな症状が出るのか
知っておくことが必要。
不安感から「家に帰る」と言って家を出るなど、背景をきちんと
把握することが必要

認知症の予防として、脳に刺激を与えることも必要。
適切な運動、生活リズムを整える、睡眠を乱さない、ものを考える
作業をする、読み書きなど、デーサービスを受けることも重要。

認知症の物忘れの特徴として、物忘れを忘れる?
物忘れが進行する。
更に感情や意欲が変化する、疑い深くなる、家に帰れないことがある、
日中ウトウトする、夜間行動などがある。昼夜逆転などがある。
短期入院で回復することもある。

認知症の治療として、早期に治療を開始することに意義がある
進行の遅延により、日常生活動作能力の維持や介護者の介護
時間・見守り時間の低減、医療費・介護費用の低減が図れる。

認知症高齢者の心理を理解する。孤独感や「自分はいらない
存在」「恨まれている」などを感じさせる言葉に注意する。

混乱した言葉には必ず裏の理由がある。早めの受診で本人
家族が安心出来るよう対応する。

種々のお話をいただきました。


最後に 荒木貞治 寿会会長から御礼の挨拶をし、閉会しました。
参加者から分かり易くお話いただいたと、感想がありました。




















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