2013年8月22日木曜日

№859 雲南市政懇談会が阿用交流センターで開催されました。


8月21日、午後7時から交流センターにおいて雲南市政懇談会が行なわれ、速水雄一雲南市長 藤井勤副市長 土江博昭教育長 松井譲雲南病院事業管理者ほか関係部長が出席されました。
また阿用地区と地区外含め、68名の市民のみなさんの参加がありました


(写真左から二人目、速水市長)






速水市長から今年度市政運営の三つの課題
①安心・安全なまちづくり
②活力と賑わいのあるまちづくり
③生涯現役を全うできるまちづくり
について説明がありました。
また、水道料金について、現下の
水道使用量の減少等から26年度
から4.3%の引き上げ、従量料金
も5円引き上げざるを得ない旨の説明もありました。




主要課題の子育て支援と産業振興の説明を担当部長から説明を受け
参加者との意見交換に移りました。


清久下自治会の佐藤祐治さんから
林地残材の収集運搬システムと、気軽に山に入る機運を醸成する取組みの意見と雲南病院の新病棟がより良い病院になるように期待している旨の意見が述べられました。

松井病院管理者から「経営が近年良くなり皆さまに親しまれる病院にするよう努力します」と答えられました。
また、市長から「里山のエネルギー
源(まき)としての活用、食糧供給機能への復活、発電施設への大量資材機能など作りあげたい」との答えがありました。なお、まきストーブを導入する世帯については、雲南市は一定額の助成制度がありますが、市内の販売店を利用する場合とのことで、国内産で良いストーブがあっても取り扱いがされているのかどうかなどの意見もあり、後日調査して回答されることとなりました。


中盛自治会の森山肇さんから原子力発電所の事故発生時避難をすることについて、また雲南市として原発について基本的な考えを聞きたい旨の意見が出され、市長から「大東町は全ての地区が30キロ圏内で避難地区、立地自治体である松江市同様に雲南市も安全協定を結ぶべく電力会社に要望している、事故がおこらないこととエネルギー確保の両面から対応したい」との答えでした。藤井副市長から「大東は広島県東広島市が避難地区だが、今後具体的な避難場所などについて検討していく」とも答えがありました。

福富自治会の三原文夫さんから防災マップとりわけハザードマップの見直しが必要と考えるが、どうですか?
また、阿用小学校は、子どもの減少が顕著で将来どうなるのか統合の動きはあるのかとの意見が出されました。
齋藤統括危機管理監から「ハザードマップは見直し中です。なお、自主避難はもとより指定避難場所と言えども中山間地では絶対安全と言える場所はないと思わなければならいない。しっかりとした防災対策をとっていきたい」と答えがあり、土江教育長から「将来的な阿用小学校の入学予想人数については、後日回答しますが現時点で阿用小学校の統合は考えていない」との回答がありました。


宮内自治会の山本英利さんから「旧阿用幼稚園跡地について、地元自治会や近隣自治会で園庭の草刈りを適時やっている。遊具の撤去を含め雲南市として早急に対応したもらいたい」と意見が述べられました。
速水市長から「早急に遊具撤去と除草を行なう」との考えが示されました。




2時間の市政懇談会でしたが、限られた時間で多方面の意見交換は難しく、また詳細にわたることは更に難しいと思います。個人的な感想ですが市役所の回答時間が長くてもうちょっと簡単明瞭にしていただいたら良いかなと思いました。(文責:勝部)

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