2013年11月27日水曜日

№931 横手谷自治会 内田光訓さんの農作業を取材させていただきました。

11月27日、小雨が降り、とても寒い日でしたが田んぼ
で堆肥を運んでおられるとのことで現地で取材。気温は
10度でしたが、体感はもっと低く感じました。


内田さんはアヨ有機農法塾の副会長、今日は田んぼに堆肥をトラック
から運搬車に移し、手作業で施肥
作業。(ここらから既にこだわりです)

畦畔に堆肥が落ちないように、シートをかけて、トラックを入れてあります。









内田さんは77歳、田んぼは1町2反、畑2反をつくっておられます。
「今年は猪がでて、畦際や作業道際を荒らして困っている早く田
を耕してしまいたい」とのこと。


小雨ですがと聞くと、「このぐらいならやらんと、作業が終わりません。
7反ほど堆肥を入れてエコ米を作る
今日で3日目、4反ほど終わったが
あと3反ほど入れます」
とにかく、ひたすら作業です。















仄聞するところ、混合油を年間かなり使われるとのことですが、
どのくらいですか?
「畦畔などの草刈り、チェンソーなどで使う為、約ドラム缶1本
です」 えー!!
「草刈りは、早めに刈らないといけないので、毎日のようにやる
し、チェンソーも結構やりますよ」
聞いてはいましたが、そこまで使っておられるとは参りました。



















上の写真は、内田さんの畑です。今は白菜や玉ねぎが植えて
あります。
玉ねぎは、7000本、白菜は200本以上 大根は数百本
まびき菜を集荷されています。
簡単に本数を言われましたが、とてつもない量をほとんど一人
でやっておられることに脱帽です。



写真をといったら急にすまし顔
笑顔も良いのですが。

「昔ながらの農業しか出来ませんがー」と言われ、畦ぬりも一部機械で
あとはクワでやっておられます。

「昔は、畦に豆を植えて手狩りで草刈りしたものです。
豆を畦に植える知恵は素晴らしいですが、今では大変ですな。」





山にヒノキを2000本ほど70歳の時に植え、家の人からは
枝打ちなど危険だからと言われておられるようですが、そこは
ジッとしてはおられません。手作りの木はしごで、枝打ちも。
「育てた木々の向こうが見えると気持ちがえーですけんね」
最後に、「今日はトラックでだめですが、熱燗を持っ来なければ
いけませんでしたね」と言いますと、「もっと雨が降れば家に
おりますけん、待っちょうますよ」と笑顔でおくってもらいました。

阿用には、こだわりと元気な「お百姓さん」がたくさんいらっします。
内田光訓さん、参ったです。また農作業教えてください。











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